留学の本分は英語学校での勉強だけではありません。現地の方との交流や散策で得られることのほうが大きな収穫になることもしばしばです。特に、日本では味わうことのできない体験が目白押しの観光地セブ島に行くなら、観光しないなんてもったいない!そこで、ここでは一度は訪れることを強くおすすめする観光地をご紹介いたします。生きた英会話を身につけるチャンス、活かさない手はありませんよね。

マゼラン・クロス

フィリピンは東南アジアでは珍しいキリスト教国家で、国民の90%がキリスト教徒です。スペインが行った植民地政策の結果であり、歴史ある協会も多くみられます。巨大な木製の十字架であるマゼラン・クロスは、フィリピン最古の協会であるサント ニーニョの隣にある八角堂に飾られています。天井の絵は、建設当時のものでその頃の様子を知る貴重な資料です。十字架を削って煎じて飲むと万病に効くという噂が広がり大きな損傷を招いたため、現在では木のカバーをした状態となっています。もう十字架の一片も持ち帰ることはできないため、赤いロウソクを灯してお祈りをするスペースで祈るというのが定番になっているようです。あなたの願い事も聞き届けられるかもしれませんね。

サント・ニーニョ教会

フィリピン最古の協会で、セブ島で一番有名な教会です。フィリピンで最初のキリスト教徒となったセブの王や女王、酋長などの洗礼もここで行われました。世界一周の途中でセブ島を訪れたマゼランが、セブの女王に贈ったサント・ニーニョ像(幼きイエス像)が収められています。サント・ニーニョ像は戦争や震災が起こっても保管されている場所は無傷で済んだなど、数々の奇跡を起こして地元の人に愛されており、協会周辺にはいつもたくさんの人で賑わっています。ローカルな雰囲気を感じ、飾らないフィリピンを見るのにも適した場所といえるでしょう。

オスロブ (ジンベイザメ ウォッチング)

中心地から高速バスで約3時間のセブ最南端の港町で、世界でもここだけでしかできない体験を!なんと、野生のジンベイザメに出会えて、餌付けが出来る!これは、本当におすすめです。オスロブのスゴイところは、イルカウォッチングのように運がよければ会えますといった不確かなものではなく、悪天候でなければ100%ジンベイザメに会えるという点です。観光客は何日も滞在できるものではないため、大きなポイントといえるでしょう。ダイビングは経験がない方でもシュノーケルツアーやカヤックで楽しむことができます。サメと聞くと危険なイメージがあるかもしれませんが、臆病な正確で人を襲うことはほぼありません。綺麗な色の海でジンベイザメとダイビング、いかがですか?自力で行く方法をツアーに参加する方法とありますので、英語力や時間・予算などと相談しながら検討することをおすすめします。

スミロン島

海の透明度が高く、多くのダイビングスポットがあり、島ごとリゾート施設のようだといわれるスミロン島。野生のジンベイザメとも泳げるスポットとしても有名です。リゾートホテルもあり、国内外から青い空・白い雲・透明なビーチを求めて人が集まります。日本人は少なめなので英会話力をアップさせるには絶好の環境といえるでしょう。オスロブと近く、セットになったツアーも多くみられるので両方訪れてみるのもおすすめです。

生きた英会話を観光からも学ぶ

有名な観光地だらけのセブ島、せっかくなら楽しく英会話を実践できるといいですね。地元の人や世界から訪れる観光客たちとたくさん話しをすることで英会話も上達し、理解を深めることができます。英語学校ではインプット、観光でアウトプットすることでバランスよく英語を定着させ、着実に英会話力を高めることができるのは留学ならではといえるでしょう。